サーマルサイクラーって選ぶときに困りませんか?
●販売しているメーカーが多くてどれが良いのわからない
●比較したくても数が多いからめんどくさい
●実験にあっている製品を簡単に知りたい
こんな方のために、現役販売代理店の営業をしているわたしが、国内で販売されているメーカーを8社一覧で紹介します。
各製品の【サンプル容量】【温度精度】【加温/冷却速度】【温度範囲】【希望小売価格】【キャンペーンの有無】を比較し、希望の製品を簡単に見つけることができます。
目星がつけば、個別に製品の特長をまとめていますので、そちらで詳細を確認し、メーカーHPにも飛ぶことができます。
サーマルサイクラーを使うに当たって必要なおすすめの消耗品も紹介しますので、参考にしていただければと思います。
また、今回機器の更新で検討されている方は是非こちらの記事もご確認ください!
機器の賢い処分方法をまとめておりますので、参考にしてみてくださいね。
それではいきましょう!
サーマルサイクラーの使い方
サーマルサイクラーは、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)などの生物学的実験でDNA断片を複製するための重要な装置です。
基本的な使い方は次の通りです。
- 試料のセットアップ: PCR反応用のチューブやプレートに反応液をセットアップします。反応液にはDNAサンプル、プライマー、DNAポリメラーゼ、核酸増幅用のヌクレオチドなどが含まれます。
- サーマルサイクラーへのセットアップ: サーマルサイクラーのサンプルブロックに反応液をセットします。PCR反応を一定の温度サイクルで実行させます。
- プログラム設定: プログラムを設定を行いましょう。温度、保持時間、サイクル回数など調整します。PCR反応のタイプ(標準PCR、RT-PCRなど)に応じてプログラムを調整してくださいね。
- 実行: 本体を起動し、プログラムされた温度サイクルに従って反応を実行します。これによりDNAが増幅されます。
- 結果の解析: PCRが完了したら、得られたDNA断片をゲル電気泳動やDNAシーケンシングなどの手法を使用して解析します。
ポイントは、試料の正確な調製とプログラムの適切な設定、クリーンな作業環境の維持が重要です。
また、PCR反応条件やプライマーの設計についての知識も必要になってきます。
サーマルサイクラーに必要な安価な消耗品関係を紹介!
次にサーマルサイクラーに必要な消耗品を紹介していきます!
各試薬・消耗品で安価な製品も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
PCR試薬: PCR反応にはDNAサンプル、プライマー、DNAポリメラーゼ、ヌクレオチド(dNTP)などの試薬が必要です。これらの試薬はPCR反応の成否に大きな影響を与えます。
こちらは価格も大切ですが、信頼度も必要ですのでメジャーなプライマーや酵素使用する方が良いでしょう。
タカラや東洋紡、ニッポンジーン等は年に数回はキャンペーンをしていることが多いので、安く購入しやすいメーカーです。
おすすめメーカーは下記となります。
●バイオラッド
https://www.bio-rad.com/ja-jp/category/pcr-reagents-qpcr-reagents?ID=M87EKA15
●タカラバイオ
https://catalog.takara-bio.co.jp/product/list.php?catcd=B1000327
●サーモフィッシャー
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/pcr.html
●東洋紡
https://lifescience.toyobo.co.jp/user_data/selection-01.php
他にもニッポンジーンやシグマが有名ですね。
PCRチューブ: 反応液を収容するPCRチューブが必要です。これらのチューブはPCRサンプルを保持し、サーマルサイクラーでの温度サイクルに耐える必要があります。
チューブについてはこちらの記事で紹介しておりますので、一度参考にしてみてくださいね。
PCRプレート: 大量の反応を一度に処理する場合、PCRプレートが便利です。これは多重サンプルの処理に役立ちます。
プレートを選ぶ際は底の形状(平底、V底、U底)やスカート付き等たくさんの種類がありますので、最適な商品を選定しましょう。
メジャーなメーカーですとコーニングや住友ベークライト、サーモフィッシャー等ありますが、
おすすめの安価な商品はこちらです。
●ワトソン
https://watson.co.jp/detail/product/pcr/pcr-plate.html#96plate
●アズワン
https://axel.as-1.co.jp/asone/g/NC3-9987-01/?q=PCR%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
●BMS
https://www.bmsci.com/sp/products/?id=1543314606-678649&ca=45&pca=3
分注器: PCR試薬を正確に分注するためのピペットやマルチチャンネルピペットが必要です。
ピペットに関しては別の記事でまとめておりますので、そちらを参考にしてくださいね。
試薬保存庫: PCR試薬を適切に保管するための冷凍庫や冷蔵庫が必要です。
冷蔵庫関係は製品が故障してしまうと、保管している試薬や細胞が危険になってしまいますので、アフターフォローが良いメーカーがおすすめです。
●PHC
https://www.phchd.com/jp/biomedical/preservation/biomedical-freezers
●日本フリーザー
https://www.nihon-freezer.co.jp/products/tank1.html
しかし、コストも抑えたい方もいらっしゃると思いますので、コスパ重視の方は参考にしてみてください。
PCRリアクションバッファー: PCR反応を最適な条件で行うために必要なバッファーソリューションです。
こちらは用途によりますが、PCR試薬と同様で信頼のあるメーカーを選定するのがおすすめです。
PCR試薬で紹介したメーカーの中から選ぶと品質は間違いありませんよ!
PCRプラスチックウェア: PCR反応に関連するプラスチックウェア(チューブラック、シール、フィルムなど)が必要です。
チューブラックやシール等はこちらのメーカーで買いそろえるのがおすすめです。
●アズワン
https://axel.as-1.co.jp/asone/s/F0200000/
●SSIbio
https://www.funakoshi.co.jp/contents/715
●BMS
https://www.bmsci.com/products/?id=1543314607-638510&ca=20&pca=3
●ワトソン
https://watson.co.jp/test/detail/product/rack/pcr-rack.html
サーマルサイクラーを選定するうえでのポイント
それではサーマルサイクラー検討するにあたって抑えておきたいポイントを5つ紹介していきます。
性能と精度
サーマルサイクラーの性能と温度制御の精度は実験結果に大きな影響を与えます。信頼性のある機種を選びましょう!
対応プロトコル
実験に使用するプロトコルに合致するサーマルサイクラーを選びましょう。PCR、RT-qPCRなどの異なるプロトコルに対応できるか確認しましょう。
サンプル数
実験の規模に応じて適切なサイクラーのサンプル数を考えましょう。大規模な実験には高容量の機種が必要です。
ソフトウェアとデータ管理
ソフトウェアの使いやすさやデータ管理機能も重要です。実験データの記録と分析がスムーズに行えるか確認しましょう。
コスト
サーマルサイクラーの価格帯は幅広いです。予算に合った機種を選び、コストと性能のバランスを考えましょう
当たり前の部分でもあるかもしれませんが、安ければ良い、高性能であれば良いといったものではなく、実験の用途にあった性能とコストのバランスが整った製品を検討するようにしましょう!
メーカー一覧
それではサーマルサイクラーを販売しているメーカーを一覧で紹介していきます。
一部メーカーは情報の掲載禁止となっております。
そのような製品は最後に簡単に紹介だけさせていただきます。
各社個別で紹介もしていますので、気になる製品はのボタンからジャンプすることができます。
※横に見切れている場合は横スクロールしてご覧ください。
SHIFTを押しながら、マウスのホールをまわしてもらうと横スクロールが簡単にできます。
マウスにホイールがない方は、マウスパッドを二本指で触りながら横に動かしてみてくださいね。
※製品の情報は2023年9月時点となっております。
個別紹介
Biometra
Biometra Tadvancedのサーマルサイクラーは、高性能な温度制御システムとグラジエント機能や、2つのブロックで運転することも可能です。
キャンペーンで安くなることは少ないですが、性能を求める方におすすめの製品です。
特徴
🌡️ 2つのブロックを搭載し別々に運転が可能。多ユーザー研究室向け。
🌡️ 高性能アルミブロックで最大5.2℃/秒の温度上昇速度、温度均一性±0.20℃、コントロール精度±0.1℃を実現。
🌡️ HPSLヒートリッドとHPSL技術を採用、再現性の高い条件を提供。
🌡️ グラジェント最大温度幅20℃、細やかなグラジエント設定が可能。
🌡️ Quick-X-changeシステムでTADVANCED 96、384シリーズに変更可能。
バイオラッド
PTC Tempo、T100、S1000、C1000 Touchの3機種が販売されており、多くのユーザーに古くから愛用されている製品です。
年に1回ほどキャンペーン対象になることがあり、サービスが多いためアフターフォローも安心です。
特徴
T100
小型で使いやすく、高信頼性のPCR機器であり、直感的なタッチスクリーン液晶と温度グラジェント機能を備えています。
🖥️ 直感的なタッチスクリーン液晶: 大型のカラータッチスクリーン液晶と直感的なインターフェースにより、簡単にPCRプロトコールを設定可能。
🔄 再現性のある結果: 堅牢な設計により、PCR反応間で効果的で再現性のある反応を実現。
🌡️ プロトコール条件の最適化: 温度グラジェント機能により、Fast-PCR条件の最適化が可能。
📂 プロトコール管理: PCRプロトコールは本体内の個人別フォルダまたはUSBメモリーに整理できます。
📦 省スペースなデザイン: T100は実験室に簡単に設置できる省スペースデザインのサーマルサイクラー。
C1000 Touch サーマルサイクラー
優れた性能と大型カラータッチスクリーンによる簡単なプログラミングが特長です。
このモジュール式プラットフォームは、高度なプロトコルプログラミング、プロトコル編集、温度グラデーション機能、そしてさまざまなリアクションモジュールを提供します。
🔄 モジュール式プラットフォームによるリアクションモジュールの簡単な交換
🌡️ プログラム可能な温度勾配を使用した最適なアニーリング温度の特定
🧪 7種類の交換可能なリアクションモジュール
📊 高分解能カラータッチ液晶画面と多彩な仕様
📝 高速で簡単なプロトコルプログラミング — マニュアル入力と自動的なプロトコル作成
🖥️ 容易なプロトコル編集 — 大型カラータッチ画面と新しいナビゲーション設計
🔌 柔軟なプラットフォーム — 最大3台の増設用サーマルサイクラー接続または最大32台の接続可能
📂 高度なファイル管理 — USBメモリードライブによるデータ転送と制限なしのデータ保管
🔬 応用分野 — 核酸増幅/PCR、クローニング、サイクルシーケンシング、遺伝子発現解析、突然変異解析
PTC Tempo サーマルサイクラー
バイオ・ラッドの新世代サーマルサイクラーで、正確な結果を提供する温度制御性能を備え、柔軟性があり、ユーザーフレンドリーなデザインです。モーター駆動の電動リッド、温度グラジェント機能、拡張された接続性、クラウド接続などの特長があります。
🎛️ インダストリアルデザインと直感的なユーザーインターフェイスを備えており、プロトコル管理が快適。
🤖 モーター駆動の電動リッドにより、自動化と高度な機器制御が可能。
🧪 複数のブロックモデルがあり、一般的なPCRアプリケーションから大容量まで対応。
🌡️ プログラム可能な温度グラジェント機能により、アニール温度を最適化できます。
📺 大型タッチスクリーンを備え、プロトコルのプログラムと編集が簡単。
🌐 拡張された接続性でWi-Fi、Ethernet、USBが利用可能で、クラウド接続もサポート。
🤖 オートメーションリッドにより、ロボットとの統合が可能。
☁️ BR.ioクラウドプラットフォームを通じてプロトコルの作成と送信が可能で、ネットワークストレージでデータ管理が容易。
日本ジェネティクス
https://n-genetics.com/products/search/?c=1-11-&cid[]=1-11-:1-11-3-:1-11-3-1-
操作が簡単でストレスなく使用できるとレビューがつくほどのシンプル設計でユーザーフレンドリーな製品です。
サマーキャンペーンや年度末キャンペーン等で安くなることが多いので、購入タイミングはそのあたりがおすすめ!
アフターフォローも対応が早く安心です!
特徴
ライフ エコ ver3.0
耐久性が向上した安価なサーマルサイクラーです。
コストを抑え、長く使いたい方におすすめの製品。
🤖 ペルチェ冷却を備え、ホットリッドとブロックが改良され、大型タッチスクリーンが装備されています。
🤖 グローブを着用したままでも感応式タッチスクリーンで操作可能。
🤖 ランププレートは変更可能で、幅広いPCRプログラムに対応。
🤖 グラジエント機能付き。
🤖 安全性テストとユーザー管理が向上。
🤖 ホットリッドはオイルフリーで操作可能。
🤖 USBインターフェースで無制限のプロトコルに対応。
GeneExplorerサーマルサイクラー
高性能なPCR装置で、コンパクトなボディにグラジエント機能とタッチダウン機能を備えています。高精度なPCR反応が可能で、耐久性が高く、操作も簡単です。
96Wellや48Wellの製品もあり、デュアルブロックにすることも可能。
🧬 48、96、384ウェルタイプのサーマルサイクラーを提供しています。
🧬 独自のペルチェ素子により、高精度で再現性の高いPCR反応が可能です。
🧬 8インチのカラータッチスクリーンと直感的な操作があります。
🧬 グラジエント機能とタッチダウン機能を備え、高速な加熱・冷却が可能です。
🧬 高精度な温度制御(±0.2℃)を提供し、2,000以上のプログラムを記憶できます。
🧬 グラジエント機能により、高精度な温度制御が可能で、タッチダウン機能で特異的にターゲットを増幅できます。
🧬 耐久性が向上し、安定した性能を提供するために、熱電式冷凍技術を採用しています。
🧬 操作はシンプルで使いやすく、8インチのカラータッチスクリーンが直感的で見やすいです。
ジーンタッチプラス
ハイエンドモデルのジーンタッチプラス。
大型タッチスクリーンで操作がしやすく、グローブをはめたままでも操作が可能です。
また、デュアルブロックの仕様のため、デュアルブロック希望の方はGeneExplorerサーマルサイクラーをデュアルブロックにカスタマイズするよりも、こちらの方が安価です。
✋ 感応式タッチスクリーンを備え、グローブをしたままでも操作可能です。
❄️ 最大4℃/秒まで、0.1℃刻みでランプレート調整が可能で、グラジエント機能もあります。
🌡️ 2つの温度制御モードがあります:ブロックモード(ブロックの実温度で制御)とチューブモード(チューブ内の温度をシミュレートして制御)。
📝 様々なプログラム保存方法があり、装置本体、USBメモリー、PC(LAN経由)でプログラムを保存できます。
💻 LAN経由でPCから複数の装置をコントロールできます。
BLUE-RAY
スマホのアプリからリモートモニターが可能なので、クリーンベンチ内や無菌試験等でも活用することができます。
年に1回キャンペーン対象になることが多く、年度末が多い印象です。
サマーキャンペーンでも安くなることがありますのでお見逃しなく!
特徴
Gradient TurboCycler Lite
A4サイズのコンパクトな設計で安価なサーマルサイクラー。
小型ながらも大きなスクリーンでユーザーフレンドリーです。
📏 コンパクト設計(A4サイズ)
📺 5インチモノクロLCMモニター搭載
🔥 最大温度上昇速度 3.0℃/秒
🌡️ 最小ランプスピード 0.1℃/秒
🔄 リッド温度を35℃~120℃まで設定可能
🌈 グラジェント機能搭載
Gradient TurboCycler 2
A4サイズとLITEと同じ大きさですが、モニターがより大きく操作が簡易です。
対話型のプログラムが可能で、多くの便利ツールが標準装備となっています。
◆標準装備の便利ツール
・Tmカルキュレーター
・インキュベーションモード
・コピー数コンバーター
・マスターミックスウィザード
🌡️ コンパクト設計(A4サイズ)
🌡️ 素早い起動(約45秒で操作可能)
🌡️ 7インチ大型カラータッチスクリーン
🌡️ グラジェント機能搭載
🌡️ スマホアプリでリモートモニタリング可能
🌡️ USBでのプログラム移動が可能
🌡️ 対話型プログラミング
🌡️ 多彩な便利ツール標準装備
🌡️ 500プログラムの保存可能
🌡️ パスワードプロテクション対応
🌡️ wifiリモートモニタリング対応
北海道システムサイエンス
長いこと代理店営業をしていますが、今回北海道システムサイエンスがサーマルサイクラーを販売していることを初めて知りました。
シーケンス解析などの受託サービスをメインで行っている会社なので、機器を販売しているイメージはなかったです。
申し訳ありませんが、この製品に関する情報がありませんので、気になる方はメーカーまたは代理店までお問い合わせください。
特徴
📦 超コンパクト設計: 150×150×150(mm)のキューブ型、2.5 kgの軽量
🧪 25サンプルを同時増幅: 0.2 ml チューブ 25サンプル(5×5)
💻 最大8台が操作可能: 1台のパソコンで最大8台のDuxCyclerを操作
🎛️ 使いやすい!簡単操作: プロトコルの設定が簡単
富士フィルム和光純薬
とても安価なサーマルサイクラーです。
グラジエント機能がなく、アルミブロックも固定ですので、実験の用途に合い、コストを抑えたい方におすすめです。
また、キャンペーンの実績はありませんでしたので、メーカーへの価格交渉が必要となります。
特徴
💡 低価格サーマルサイクラーは、専有面積を約1/3に削減し、消費電力を約1/2に削減したコンパクト設計を実現しています。
💡 PCRチューブの処理本数は40本で、1つのプログラムファイルに最大50ステップまで保存でき、最大1500ステップまで拡張可能です。
アズワン
アズワンから販売されているサーマルサイクラーです。
こちらはレンタルでの貸し出しとなるので、デモでのお試しは難しいかもしれません。
また、アフターフォローに関しても引き上げ修理となり、その際の修理代替器を無償で貸し出してくれないかもしれません。
購入検討の際はそのポイントをしっかりと確認しておきましょう!
特徴
ポータブルサーマルサイクラーPortal-C
📦 小型・軽量ながら正確で速い温度コントロールが可能。
🖐️ 5インチカラータッチパネルで直感的な操作ができる。
🌡️ 最大温度幅30℃の温度勾配機能を搭載し、PCR反応条件の最適化が効率的。
👤 パーソナルユースに適しています。
サーマルサイクラー STC-2D
📺 10.1インチの大画面タッチスクリーンで高い視認性と使いやすい設計。
🎚️ シンプルで直感的な操作が可能なインターフェース。
🌡️ 2Dグラジエント機能で実験効率向上。
🔥 最大8℃/secの加熱速度と最大6℃/secの冷却速度でスピーディーな実験が可能。
アステック
キャンペーンで安くなることは少なく、メーカーへの交渉が必要となります。
価格の交渉には柔軟に応えてくれる印象ですので、代理店に希望価格帯を伝えるようにしましょう!
また、アフターフォローは対応が早く安心です。
サーマルサイクラー GeneAtlas K02/ K05
PCRのためのサーマルサイクラーで、少量サンプルに最適な固定ブロックタイプの製品です。
リーズナブルな価格設定で、5.5インチワイド液晶画面、加温ブロックカバー、最大75プログラムのメモリー、バックアップ機能を備えています。静かで省スペースな設計で、国内で製造・開発されており、2年間の保証サービスが提供されています。
- 💲 リーズナブルな価格で提供
- K02は0.2ml×32本、K05は0.5ml×18本の固定ブロックタイプ
- プログラムテンプとコンスタントテンプの2つのモード選択可能
- コンパクトなデザインでスペースを節約
- 📺 5.5インチワイドな液晶画面
- プログラム作成と編集を容易にし、反応過程を視覚的に確認
- 🔥 加温ブロックカバー
- ブロックと連動し、サンプルを上部から加熱
- ブロック内温度の均一化とオイルフリーな操作が可能
- 🤫 静かで省スペース設計
- 静寂性を追求したスリッド構造
- サイドスペースにも隙間なく機器を設置可能
- 🇯🇵 国産モデルの安心設計
- 国内で製造・開発
- 2年間の保証サービスと現地点検作業提供
掲載できなかったメーカーの紹介
今回メーカーサイトのプライバシーポリシー上掲載できませんでしたが、メジャーな製品を簡単に紹介いたします。
●サーモフィッシャー製品…国内NO.1シェアと言ってもいいほどの人気です。キャンペーンで安くなることが多く、アフターフォローも安心ですので、サーマルサイクラーといえばこれ!という印象です。
●エッペンドルフ製品…サーマルサイクラーでは有目なメーカーです。紹介したメーカーより少し高いですが、その分の性能が信頼できます。スポット的にキャンペーンで安くなることはありますが、毎年キャンペーン対象になっていることは少ないです。アフターフォローはもちろん安心ですので、候補の1つになりますね。
●タカラバイオ製品…有名なタカラバイオから販売されている製品もメジャーです。性能としては他と大きな差はありませんので、タカラバイオ好きにはおすすめの製品です。毎年キャンペーンで安価になることが多く、年度末やサマーキャンペーンは要チェックです。
アフターフォローも心配ありませんよ!
まとめ:総合的にみておすすめはサーモフィッシャー製品
今回8社+3社を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
私のおススメはサーモフィッシャー製品です。
理由としては安価なうえに、性能の信頼性とアフターフォローが安心できるところとデザイン性です。
正直なところ特別なプログラムを組まなければ、各社そこまで大きな差はないと思います。
それではどこで差をつけるかとなると価格とアフターフォローとデザイン性ではないでしょうか?
価格はもちろんですが、アフターフォローが安心できないと不具合が起きたときに対応が遅いのは不安ですし、デザイン性が好みじゃないと頻繫に使うものなのでテンションが上がりません。
皆さんのおすすめの製品は何でしょうか?
よかったらコメント欄で教えていただければ幸いです。
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