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アミコンウルトラ(Amicon® Ultra)‐0.5mL 遠心式フィルター

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Amicon® Ultra 0.5mL Filters for Protein Purification and Concentration.

タンパク質の精製・濃縮にアミコンウルトラ‐0.5

アミコンウルトラ‐0.5遠心式フィルターユニットは迅速なろ過を実現し、希薄サンプルや混合サンプルであっても高い濃縮倍率と容易な回収を可能にします。

縦型設計と有効膜面積により、迅速な処理と、高い回収率(通常初期サンプルの90%以上)、最大30倍の濃縮を実現します。濃度分極や目詰まりは、縦型設計により最小限に抑えられ、デバイス中のデッドストップ構造が過遠心によるサンプルの乾燥やロスを物理的に防いでいます。ろ液の回収後、濃縮液(保持液)は便利な逆遠心によって効率良く回収することができます。

アミコンウルトラ‐0.5は非滅菌の使い捨てです。縦型のメンブレンと逆遠心により、アミコンウルトラ‐0.5は少ない遠心時間で優れた性能を発揮します。

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遠心機およびローターの推奨品

利点:

  • 500µLを15µLまで濃縮
  • 25倍~30倍の濃縮倍率
  • 高いサンプル回収率(初期サンプルの90%以上)
  • 短い処理時間:10~30分
  • 逆遠心による安定した回収率
  • 逆遠心による安定した回収率
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DNA精製および濃縮のためのアミコンウルトラ‐0.5

性能 – DNA濃縮
アミコンウルトラ‐0.5は、137~1150bpの二本鎖DNAで、回収率と遠心時間の最適バランスが検証されています。20bp以上のプライマーの除去と高いPCR産物回収率を達成するには、Tris EDTA(TE)バッファーを添加して 1~2回追加で遠心することを推奨します。

アミコンウルトラ‐0.5 30kユニットによるヌクレオチドの標準的な回収率

アプリケーション

  • 抗原、抗体、酵素、核酸または微生物を含む生物学的サンプルの濃縮
  • 組織培養液や細胞溶解液からの高分子成分の精製、反応混合物からのプライマー、リンカーまたは高分子標識の除去、HPLC前のタンパク質除去
  • 脱塩、バッファー交換、タンパク質透析
Amicon® Ultra 0.5mL filter concentration protocol.標準的な濃縮量/濃縮倍率 vs. 遠心時間/遠心条件: 40º固定アングルローター、14,000 x g、室温、初期サンプル容量500µL。タンパク質マーカー3Kと10KにはチトクロームC、30Kと50Kには BSA、100Kには IgG、n=12。一般的な濃縮液回収率表におけるタンパク質回収率は、右図の灰色部分の液量から算出しました。

標準的な濃縮液回収の遠心条件: 40º固定アングルローター、14,000 x g、室温、初期サンプル容量500µL、n=12。